※募集期間を延長します。2024年1月31日(水)まで
地球温暖化・巨大災害リスクWG設立およびメンバー募集
地球温暖化・巨大災害リスクWGを設立いたします。つきましては一緒に検討いただけるメンバーを募集いたしますので、皆様ふるってご参加いただければと存じます。
1. 研究分野
2023年のWG立ち上げにおいては、地球温暖化・巨大災害リスクで取り扱うべき様々なリスク分野のうち、「2030年の電源構成を念頭においた大規模自然災害リスク」につき検討します。
地球温暖化防止のために世界各国で二酸化炭素排出量を削減する行動が進んでいます。とりわけ電源については政府も2030年に二酸化炭素排出量46%削減を目標に、太陽光発電や風力発電などに電源構成をシフトし、石炭火力発電の構成比を削減する方針を打ち出しています。
一方、電力使用も二酸化炭素排出量の削減のため、特に自動車について世界的にはガソリン車からハイブリッド車へ、さらにEV車への切り替えが進められようとしています。
しかしながら、この状況で大規模地震が発生した場合のリスクは全貌がとらえきれていません。例えばEVが浸透すると電気の使用量が現在より1-2割増加するといわれておりますが、一方の電源供給は家庭の太陽光発電機も含め脆弱性が増加するといわれています。また、一端停電になるとEV車に電源供給ができなくなりガソリン車よりも災害後に稼働不可となることが想定されます。このように、2030年の社会状況を踏まえた巨大災害リスクの把握のとっかかりとして、このWGの最初の検討課題を設定いたしました。
2. 活動方法
2か月に一回程度の検討会を開催したいと考えています。WGに参加いただいた皆様に分担して調査検討をすすめていただき、それを持ち寄り全体で討議を行いまとめていきたいと考えています。日程調整は参加される皆様とおって行っていきます。
ゴールとして2024年3月までに重点課題の特定を行い、2025年3月末をめどに一定程度の検討成果をとりまとめていきたいと考えています。
そのため、2023年12月までに参加者の皆様のこの分野で検討を必要とする課題やリスクにつきお寄せいただければと考えております。皆様の参加をお待ちいたしております。
(WGリーダー:指田朝久/WG副リーダー:岡部知行)
3. 募集期間
2023年11月30日(木)~2024年1月31日(水) 2023年12月31日(日)
4. 募集対象
当センター会員に限ります。
5. 申込
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6. お問合せ
NPO法人リスク共生社会推進ンセンター 事務局
TEL.045-339-3771